かなり下手なのにもかかわらず、たまにやりたくなるのが将棋と麻雀ゲーム。
私はネット対戦する自信もなく、かといってCPU相手であっても途中で投げ出す確率90パーセントをほこります。
そんな折、古い古い将棋ソフトで詰将棋をやってみることにしました。

もちろん将棋が下手であれば詰将棋であってもそうそう解けるものではないのですが、悩みながらもいくつかの初級問題をとくことが出来ました。その気持ちの清々しさは精神の浄化作用と言ったら大げさですが、癖になるものがありました。

反面、唸り、首をひねり、ベッドの上をゴロゴロもんどり打っても解答にたどり着けない時には、ただただ抑圧された禍々しい感情が湧いてくるばかりです。そして私のやっていた古い古い将棋ソフトはなんと、解答機能なんてついていなかったのであります。ちゃんと順序良くさした場合に限り「正解ッ!」と言ってくれるソフトだったのです。

という前置きがあり、詰将棋の解答機能を持ったフリーソフトを探しました。
それでいくつかの方法を試したのですが、これだというものに出会えましたのでメモしておきます。

①まず「将棋所(しょうぎどころ)」というフリーソフトをダウンロードします。
こちらの将棋所のサイトにある「ダウンロード」というリンクをクリックした後、「将棋所◯.◯をダウンロード」というリンクをクリックし、ZIPファイルをダウンロード・保存してください。

②続いて、保存したZIPファイルを解凍します。たいていはダブルクリックで解凍できると思います。
もし解凍できない場合は7-zipというフリーソフト等をダウンロードして使用します(自分のパソコンが32bit版か64bit版かわからない場合はこちらのmicrosoftサポートページを参考にしてみてください)。

③解凍が済んだらフォルダの中身を見ます。急いでなければ「お読みください」ファイルに目を通しましょう。

インストール方法・使用方法など

・インストーラは用意していません。Shogidokoro.exeをダブルクリック
 するとアプリケーションが起動します。
・アンインストールは、単に将棋所のフォルダごと、ごみ箱に移動して
 下さい。

・WindowsXP/Vista/7を使っていて将棋所が起動しない場合は、
 .NET Framework 4以上のインストールが必要になります。以下の
 ページからインストールして下さい。
 http://msdn.microsoft.com/ja-jp/vstudio/aa496123
・Windows 8以降のOSでは.NET Framework 4以上が最初からインストール
 されているので、.NET Frameworkを新しくインストールする必要は
 ありません。

・使用方法については、将棋所のWebサイトをご覧下さい。
 http://www.geocities.jp/shogidokoro/

上記のようなことが書いてあります。自分のパソコンに.NET Framework 4が入っているかどうか把握していない人は少なくないと思います。一応こちらのmicrosoftのページに確かめる方法が書いてあります。
書いてあることは難しく見えますが、やってみたらそれほどでもない内容ですので確認してみていいと思います。
面倒な方、さっぱりわからない方はとりあえず先に進みましょう。
もしもソフトが正常に動作しないようなら.NET Framework 4はmicrosoftのダウンロードセンターから手に入れることができますので、あとからダウンロードすればいいと思います。


④いよいよ将棋所を起動します。解凍したフォルダ内にある「Shogidokoro.exe(exeというのが見えない設定になっている人もいます)」をダブルクリックします。

将棋所01

起動しました。ただ、ここまでは将棋盤と駒を揃えただけにすぎません。コンピュータは考えることができないので詰将棋作成、解答はおろか1VS1の対局もできません。そこで次にエンジン=頭=脳の部分を設定してあげます。エンジンは数種類~数十種類?あるのですが、嬉しい事に先ほど解凍したZIPに「Lesserkai」というエンジンがひとつついてきていますので、今回はそれを使ってみます。

⑤エンジンを指定します。上部バーの「対局」、「エンジン管理」の順にクリックします。
そうすると「エンジン管理」ウインドウが出てきますので、「追加」ボタンを押します。

Shogidokoro03


ボタンを押すと「エンジン選択」ウインドウが出てきますので、先ほど解凍したフォルダ「Shogidokoro」の中の「Engine」の中の「Lesserkai.exe(exeというのが見えない設定になっている人もいます)」を選択します。
選択したら、同ウインドウ右下の「開く」ボタンを押して決定します。そうすると下図のようにエンジンが追加されますので、同ウインドウの「閉じる」ボタンを押しましょう。

Shogidokoro04

⑥ここまできたら完成したも同然です。CPUとの対局も、詰将棋の解答もできる状態になりました。
一応先に、CPUとの対局方法を簡単に説明しておきます。対局は上部バーの「対局」から「対局」をクリックし、「対局」ウインドウを表示させます。あとは一方を人間、もう一方をエンジンと指定し、好きな時間設定を入力したら「OK」ボタンを押します。ここで両方共エンジンを指定するとCOM対COMの対局を見ることができます。

Shogidokoro05

一方を人間、もう一方をエンジンと指定していたら、いよいよ対局が始まります。
操作は簡単で、動かしたい駒にマウスカーソルを合わせ、ドラッグアンドドロップするだけです。もちろんその駒の特性に合わせた場所へしか動かせないようになっています。

Shogidokoro06

⑦それではいよいよ、詰み将棋の作成&解答方法に入ります。ここまでくれば難しいことはありませんが、ちょっとした順番があります。
まず、上部バーから「局面編集」を選択し、「局面編集開始」をクリックします。そうすると全ての駒が、駒の特性を無視して好きな場所に動かせるようになっているのですが、開始状態から一つずつ動かさなければならないため、一般的な詰み将棋作成には向いていません。
そこでもう一度上部バーの「局面編集」をクリックし、「詰将棋初期局面」か「詰将棋初期局面(双玉)」を選択します。すると下図のように詰み将棋の局面が編集しやすい状態ができあがっています。

Shogidokoro07

あとは作成したいように駒を配置すればいいのですが、またひとつコツがあります。この状態だとすべて相手の駒になっているのですが、詰み将棋にはこちらの持ち駒も必要です。そこで、相手の駒をこちらの駒にする方法を2つ説明します。
例1として、下図矢印のように左下相手の飛車をクリックしたまま、右側こちらの持ち駒の場所までドラッグします。

Shogidokoro08

こちらの持ち駒の場所まで動かしたらクリックしていた指を離し、ドロップします。

Shogidokoro09

そうすると上図のように飛車はこちらの持ち駒になります。
このように一度自陣の駒とすることがひとつ。
もう一つ、例2として相手の駒の向きを右クリックで変える方法があります。
まず適当に歩を置き、その上にマウスカーソルを合わせて右クリックをします。
すると下図のように歩から成、もう一度右クリックでこちらの歩、次はこちらの成といった順番で変わっていきます。

Shogidokoro10

以上のようにして駒を配置します。

⑧配置が完了したら上部バーより「対局」「詰将棋解答」と進んで「詰将棋解答」ウインドウを出し「設定して解答」ボタンを押します。もしここでエンジンが設定されていなかったら、先ほどと同じように「Lesserkai」を設定します。

Shogidokoro11


「設定して解答」を押したら・・・

Shogidokoro13

・・・の前に、上図の詰将棋は解けますか?
ちなみにこれは下手な私が全く何も考えずに並べて作ったものです。
あっという間に詰みますので、よかったらご一考ください。


Shogidokoro12

さて、5手で詰んだそうです。棋譜は右画面に表示されます。
このようにして詰み将棋を簡単に作成&攻略することができます。

いくつか他のフリーソフトも試したのですが、上で紹介した事以外にもこのソフトとエンジンでいろいろやれることがあり、私は一番惹かれるものがありました。設定に面倒なところがあるかもしれませんが良かったら楽しんでください。